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本日の日記の最初は、昨晩というか今朝かな?
読み終わった「最終兵器彼女」についての感想から入りたいと思います。 連載当初の感想とチョット変わってきて面白いなと思い 皆さんに見てもらうためというよりは、自分の中の変化の記録という感じで書き記したくなったからなんです。 連載当時(2000年)の感想として「『戦時下』での若者の恋愛物」色を強く感じていました。 「先ず戦争有りき」です。 そしてその特殊な「地球が終わる」という結末や相手国を明記せずに、ぼやかされている事の意味への考察への終始。 単純な「恋愛漫画」ではなく、それ以外の意味を見出そうとしていた事を覚えています。 感性でなく脳で作品を読み取ろうとしていたのだなーと。 これは1998年に「一応」の終わりを見せた庵野監督の「エヴァ」の「功と罪」の罪の最たる影響で。 あの作品以降、作品の裏に流れる何かを求めねばストーリーの半分も読み取れない、という風潮が色濃く出た思考の流れで有ったと思うのです。 それは、作り手側にも受け手側にもです。 作り手が意図してそうすることもあれば、受け手が作り手の意図しない所までを掘り下げようとする。 余りにも不健康な流れだったように感じます。 一つの作品に対して色々考える事、付随する何かを考察する事、すなわち作品を咀嚼するという行為はエヴァの「功」たる部分であったと考えるのですが 感性よりも脳で作品を捉えがちにしてしまっている、という点で「罪」も併せ持っていたな、とね。 そして、再び1巻から7巻までを読み終えての感想。 「なんだ、ただの恋愛漫画じゃん」 です。 もちろん悪い意味ではなくですw ※ネタバレ含むので以下暗転 戦争も終末も彼女が「最終兵器」になってしまうことも 「恋愛」というリアルをよりリアルに浮き立たせるためのギミックであり そこに、なんら意味を持たせる設定ではなかったのでは? と、感じました。 リアルに対するアンリアル そのコントラストを強くする事により、リアルをよりリアルに感じられるということです。 連載当初の感想は「戦時下」であり「終末」であることの悲惨さや 彼女が突然「最終兵器」になってしまう不条理さ その中で育まれる恋愛の「辛さ」などが先に立ち悲しい物語の印象が強かったのですが 「ただの」恋愛物語として読んだ時に清々しさと同時に暖かさまでをも感じました。 さすが「いいひと」の高橋しん氏であるな、と。 どこにでもある恋愛物語 普通に生活していて起こりうる障害を「戦争」「友人の死」「終末」「兵器」として置き換えただけ しかし、置き換えることによって「ただの」恋愛物語は「ただの」ではなくなる 手法としては単純で、でも一番効果的な方法 久々に涙を流させてもらいましたw そして時は2006年1月20日 去年公開された実写映画がDVD化された模様 まだ見てないのですが、読み返したのを期に観てみようかなと思っています。 評価はかなり悪い作品のようですけどね^^; さて、TW関係です。 落とされました!!11 以上。 うそですw やっぱり悔しいですね。 私のLVでは居ても居なくても同じだって事がやる前から分かってたんですが それだけに悔しい。 落とされてモチベーションが上がるというのも変な話なのですが、 LV上げてやる!!って思いますもの。 マスターが帰還したら、放浪の相談しましょうかね きまぐれは私のレンムでのスタートラインです。 放浪した後いつか絶対戻ってきたい場所でもあります。 その時はどうかまたよろしくお願いします。 きまぐれゾーンにも度々お邪魔しますが「だれきみ?」とか言わないで下さいねw
by tsugumi2000
| 2006-02-19 17:46
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